施工手順

塗るだけで表面強化の役割を果たすStonecourt(大谷石表面強化剤)は

どなたでも簡単にご使用いただけます

大谷石 補修 ボロボロ 劣化

準備する道具

・塗装缶(丸缶) 1缶

・油性用の刷毛 幅70mm程度 数本

・保護用手袋

・必要に応じて養生(ボロ布など)

・必要に応じて有機ガス用マスク

・安全のための防護メガネ

 

 

 

下準備作業

1.大谷石表面にツタや雑草が生えている場合にはできる限り取り除いてください。

2.Stonecourtの浸透性を十分に発揮するため、大谷石表面に汚れがある場合には

 高圧洗浄または家庭用ホースで洗い落としてください。

 洗浄できない場合には、金ブラシなどで大谷石表面を削ぎ落としてください。

3.指で剥がせる程度の腐食箇所があれば剥がしてください。

 剥がれかかっている箇所は今後剥がれ落ちる可能性が高いため、

 周りとの違和感がなければ削ぎ落とすことをおすすめします。

4.上記にて大谷石表面を洗浄した場合約2日程度乾燥させ、その期間はStonecourtでの塗布は行わないでください。

 大谷石表面に水分を含み、濡れた状態での塗布作業は行わないでください。

5.仕上がりが気になる方は、下準備の時点で目立たない箇所に試し塗りをおすすめします。

 

 

 

本塗り作業

1.刷毛を使用し、Stonecourtを染み込ませるように上段から下段にかけて塗布します。

 例:五段積みの場合

 最上段から順に4段目→3段目→2段目→最下段の要領で塗布し、次の横の列へ移動します。

 その後も上記同様に、最上段から最下段にかけて同じ作業を繰り返します。

 ムラが出来ないように塗布してください。

2.大谷石全体を塗り終えたら乾燥させます。

 乾燥の目安は夏場で約30分〜1時間、冬場で約1時間〜1時間半程度です。

3.手で触って乾燥を確認し、上記1の作業を繰り返します。

 石の状態にもよりますが、基本は2度塗りします。

 溶剤が余った場合には更に重ね塗りしても構いません。

4.2回目を塗り終え、乾燥させれば本塗り作業の終了です。

 

参考:塗布量の目安

   石の状態にもよりますが、目安は下記をご参照ください。

    4L缶の塗布量目安: 基本2回塗りで約5㎡

    18L缶の塗布量目安: 基本2回塗りで約20㎡

 

注意夏場の気温が30℃を超す場合、Stonecourtが浸透する前に乾燥し白い塊で硬化が進む可能性がございます。

   30℃以下でのご使用をおすすめしております。